世界的な先進国でも有る日本。
しかしその半面、世界の先進国の中でずば抜けた「セックスレス大国」なんだそうです。
日本が抱える問題は「少子高齢化」だけではないのです。
2016年にちょっとだけ回復した「出生率」ですが、実は毎年史上最低を更新中!!
子供が生まれないのに、医療の発達から長生きする老人の数は増える一方。
街中を走る日本財団や介護施設の車の数は年々増える一方なのはその為なんです。
日本の総人口が減るって事は、市場が減少し、人が少ないから労働力が減少し、働く人がいないって事は税収が減少し、高齢者ばっか増える事から年金は破綻状態になり、納税者(特に若者)の負担は増える一方と全くいい事がありません。
長生き出来る事は確かに素晴らしい事ですが、そもそも介護で働きたいって人は毎年少なくなる一方なので、コレを読んでいるあなたが後期高齢者になった時に介護してくれる人がいない恐れも十分考えられる訳です(汗)
これを避ける為にも日本はもっともっと子供を作って人口を増やす必要があるのです。
人口減少を食い止めるには、合計出生率を2.07(今は1.44)増やさなければいけないらしく、単純に言えば1人の女性が「2人以上」出産すればいけないそうなのですが、今の状態を考えるととてもむずかしい問題である事は容易に想像出来ます。
そもそも子供を作る時に必ず必要となる「セックス」をするカップルが減少しているのです。
まずそこから改善していなかいと、今後日本の人口はどんどん減少を続け、現在1億2,709万人が暮らしていますが、30年後の2048年には9913万人まで減ると予想されているのです。
このブログを読んでいるあなたの子供が大人になった時にいったいいくらの税金を収める事になるのでしょうか?想像するだけでも恐ろしいです(汗)
ある調査によると、セックスレスの既婚者の割合が「47%」を超えたと報告されていました。
極端ですが、日本人夫婦の半分がセックスレスなのです。
特にセックスに積極的になれないのは「男性」の方で、その理由も(疲れているからその気になれない)がダントツの1位でした。
対する女性側も(面倒くさい)がトップ理由で、2位は(出産してなんとなく(しなくなった)でした。
この数字は年を追うごとに増加していく事でしょう(汗)
アベノミクスの成長戦略で「女性の社会推進」を柱の一つに掲げています。
セックスレスの要因として女性の社会進出が進んだ事も影響しているのでは?と囁かれていますが、本当にそれが原因なのでしょうか?
確かに女性の社会進出は素晴らしい事だと思います。
そもそも働き手が少なくなってきているので、女性も積極的に社会に出て税金を収めるべきだと思います。
しかし女性の社会進出が進むと、結婚年齢がどうしても遅く(晩婚化)なります。
この他、ネット(スマホ)発達、趣味の多様化、おひとりさまでも過ごしやすい環境(コンビニ・ファストフード店)など、技術の進歩により生活が便利になった事も晩婚化が進む原因とされています。
晩婚化が進むとその分「妊娠」する事もリスクを伴います(胎児の先天異常など)。
30代を超える夫婦が最も不安視するのは「(子供を生む)肉体的な負担」なんですね。
逆に30代未満の夫婦が不安視するのは「金」。
実際、健康な子供が生まれても、重くのしかかるのが(お金)と(預け先)がないって問題です。
国ももちろんですが、各自治体ももっと子育て支援を充実させる様に努力して欲しいものです。。
が!ここで足かせになるのが「高齢者」問題。。
それだけ社会保障費用はバカにならないのです(汗)
最初の方で触れましたが、夫婦がセックスレスになる原因でも男性側は(仕事が忙しくて疲れている)、女性は(めんどくさい)でした。
日本人男性の4人に1人はED(勃起不全)と言われており、早くは20代から、30代だと半数近くがEDだとされているのです。
それだけ仕事で負担が掛かっている証拠とも言えますが。
中にはセックスレスだったのに、妻に隠れて自慰行為(オナニー)を1年以上も繰り返していた夫婦が裁判で離婚原因として認定された!なんて事もあり、決してEDだけの問題でもなさそうです。
セックスが(面倒)だと答える女性側ですが、この面倒くさいの他に「子供を産んでなんとなく(しなくなった)」のもセックスレスの理由に挙げられている通り、実際「産後レス」と呼ばれる言葉があります。
これは授乳や出産によるホルモンバランスの崩れにより「妻もED」になっている意味なんだとか。。
この他、女性主体の子作り目的のセックスの場合、男性側もプレッシャーを感じて「ED」になってしまう事があるそうなので、仕事で疲れている旦那さんを執拗に誘うのは逆効果だと言えるかもしれません汗
男性のEDについて触れましたが、セックスレスになる原因の1つとも言えないデータを発見しました。
なんと!!セックスレスの夫の浮気率は「70%」を超えるそうなんです。
年齢別にみると、20代は55%なのに対し、30代の男性の浮気率はなんと72%!にも上っているなんです。
逆に女性側の浮気利率は19%とそれほど高い数値ではありません。
男性側は毎日仕事に出てるし、外部との接触が多い事が浮気しやすい環境だと言えるでしょう。
逆に女性の方は仕事をしてても子育てや家事全般を任されている事があり、浮気する余裕がないのかもしれません。
それにしてもEDが多いとされているのに、なぜ浮気出来てしまうのか?不思議ですよね笑
やはり毎日顔を合わせていると、妻を女性として見れなくなったり、誘っても「疲れているから」と断られ続けていると、そりゃ手軽にAV観てヌキますよね笑
更に若い女性社員と仲良くなってしまうと、ついついその気になって食事に誘って勢いのままラブホで結ばれてしまった!なんて事も決して無い話ではないはずです。
セックスレスが夫婦に及ぼす影響はかなり大きいです。
取り返しの付かない事態になる前に、一度夫婦で話し合いをする等、改善策を模索した方が良さそうです。
①会話がない
夫婦間で1日でどれくらい会話をしていますか?
基本的にセックスレス夫婦の大部分が「会話」がないケースが多いそうです。
ある調査では、4割の夫婦が1日の会話が30分以下なんだそうです(10分以下でも12%もいる)。
会話をしないと当然、様々なトラブルが想像出来ます。
そもそも男性と女性では会話の「目的」が全然違います。
男性は理論的。
うんちく大好きなのも男性ですよね?笑
対する女性は「感情的」と言えるのではないでしょうか?
女性たちの会話って終わりがありませんよね?
しかも最初の会話の目的からは全然離れた内容になってる的な笑
男性側からすれば、なかなか終わりが見えないし「早く終わらないかなぁ」って感じてしまいます汗
女性って実は「うんうん、それわかるー!」って共感を求めているだけなんです。
要するに「聞いて欲しい」。
対する男性の会話は「要件を伝える」為に話す事が多いです。
要するに「解決」する為の会話です。
男性は結論(落とし所)が重要なので、答えを知らないとモヤモヤしてしまいます。
しかし女性はその結論はそれほど重要ではなく、間の(つながり)を最も重要視しているのです。
これを夫婦の会話に置き換えてみると、新婚の時には他愛もない会話でも十分盛り上がっていたはずですが、日々顔をあわせる事でお互いの行動の「癖」が分かる様になり、会話しなくても行動で示せる様になってしまいます。
更に旦那は仕事でストレスを抱え、妻は子育てや家事でイライラ。
帰ってきてまで夫婦喧嘩するのも面倒な旦那は余計な事を話さなくなり、結果的に会話も減少していく訳です。
男性は相手の気持ちを察するのが苦手で、しかもコミュニケーション能力も女性よりも劣るとサれています。
夫婦の会話を増やす工夫としては、やはり「挨拶」をきちんとする事。
おはよう、おやすみ、行ってきます。
まだお互い気持ちが残っていて改善したいのであれば、まずは挨拶をきちんとする事から始めて下さい。
そして、忙しくてもなるべく週に3回は食事をする事。
子供がいる人は近くで面倒見てくれる(実家とか)人に預けて、2人で外出してみて下さい。
無理に会話を増やす必要はありません。
気構えると逆に会話が途切れてしまいます。
2人で行動する機会を増やす事で「共通の話題」が出来て会話のネタが作りやすくなります。
②スキンシップが不足している
スキンシップとは言ってもセックスの事ではありませんよ笑
結婚前の交際している時には手をつないだり、イチャイチャチュッチュってしていませんでしたか?私はしていました(笑)
しかし結婚してしばらくすると、買い物に出かけても2人別行動的な(笑)
久しくキスなんかしていなかったのに、キスを迫ってしまうと逆に浮気を疑われたり「気持ち悪い!」と思いっきり拒否られてしまい、傷つく可能性も考えられます。
まずは2人揃ってテレビを見たりと、お互いの距離感が近づく事を考えてみて下さい。
軽くボディタッチをする位でも、相手は「はっ」とするかもしれませんよ。
③思いやりの気持ちが希薄になっている
旦那は仕事でストレスを受け、妻は旦那・子供が寝ている時間から起きて弁当を作ったり、朝食の準備、旦那を送り出してから子供を送迎してパート先(仕事)へ。
帰ってきても子供の世話から夕食の準備、洗濯と休まる暇がありません。
仕事を終えて帰宅した旦那に、会話もなくスマホばっかいじる旦那にイライラマックスの奥様(汗)
ここで普段から会話を心がけている夫婦だったら、お互いに言いたい事を言えたりと、喧嘩に発展する前に予防線を張る事が出来ます。
会話のない夫婦だったら、これが蓄積されてしまい、最終的には「爆発」へと至る訳です。
こうならない為にも、繰り返しになりますが会話を増やす様に心がけたり、日頃の感謝の意味を込めて夫婦水入らずの時間を設ける、お友達と過ごす時間を作ってあげる等の心配りをしてあげると良いでしょう。
④美容や体形維持に無頓着になっている
一緒に生活していると、お互いの嫌な部分が目に付きストレスになる事があります。
旦那が風呂に入った後は汚いとか汗、対する奥さんはちょっとした外出だったら着の身着のまま、化粧もせずに出かけてみたり。
年齢を重ねると、代謝も落ちる為に食べたら食べた分だけ「太り」ます。
こんな事だと当然、相手を異性として魅力を感じなくなってしまい、セックスをしようなんて思わなくなってしまいます。
パートナーに魅力を感じてもらうには、それ相応の努力をしなければいけません。
女性の場合は化粧に気合を入れてみたり、下着をちょっと色っぽいモノに変えるだけでも男は単純なんで効果があります(笑)
しかし男性は女性のちょっとした変化には無頓着で全く気づかない生き物です。。
思い切って髪型を変えてみたり、ヘアカラーを変える等思い切ったイメチェンが効果的!ですよ。
男性の場合は体形の問題は服装などでカバーしたり、運動が面倒な人は食事量や甘い物(お酒など)を控えるだけでもあっさり体重が減るからちょっとだけ気をつけてみて下さい。
⑤マンネリ化している
セックスレスの定義は「1ヶ月継続してセックスがない事」だとされています。
交際期間中や結婚当初は「ヤリまくって」いたハズです笑。
しかし回数を重ねていくと当然訪れるのは「マンネリ化」。
ワンパターンなセックスだとお互いにあきてしまい、セックスレスに至ってしまいます。
これを避ける為にもアダルトグッズを購入したり、2人一緒にAV鑑賞をする、更には普段なかなか行かないラブホへ行ってみるなど、工夫が必要ですよ。
①欲求不満によるイライラ
人間の三大欲求は(食欲・睡眠欲・性欲)だと言われています。
これら欲求がバランス良く満たされていないと、当然人間はイライラします。
イライラすると、どうでも良い事で喧嘩に発展したりと険悪な雰囲気になってしまい、更にセックスレスが加速してしまいかねません。
②ストレスが溜まって睡眠不足に陥る
人間、ストレスを抱えると寝付きが悪くなると言われています。
寝付きが悪くなると、体内時計が狂ってしまい、生活習慣病のリスクがぐっと高くなってしまいます(生活習慣病=糖尿病・脂質異常症・高血圧)。
更に酷い場合は腎臓病や肝臓病等の臓器に及ぼす病気だったり、うつ病やアルツハイマー認知症を発症するリスクも高くなると報告されているのです。
ムラムラしたら男性の場合は手軽にオナニーして発散する事が出来ますが、女性の場合は簡単にいきません(オナニー経験者の方が少ないでしょうし)。
そうなると、やはりパートナーとのセックスが重要になってくるのです。
たかが性欲・たかが睡眠と楽観視しない様にしましょう。
③自信をなくす
久々にその気になっていたのに、パートナーから断られてしまった。。
そんな経験ありませんか?
その時って心底落胆したり、言葉では表現出来ない位のいやーな気分になりますよね。
しかも1度だけならまだしも、断られる回数が多くなると「俺(私)の事好きじゃないのか?」と自信を失ってしまいます。
自信を失うと当然、前向きな気持ちも無くなってしまい「こんな夫婦関係なら離婚した方が良い」とさえ考え始めてしまうかもしれません。
④老化が進む
雑誌のananとかでも頻繁に「セックスして若返ろう」的な特集が組まれています。
なんとも懐疑的な内容ですが、どこかの国の頭の良い学者さんが科学的にセックスしてキレイになると実証しているそうです。
究極のアンチエイジングホルモンとされている「DHEA」の血中濃度がオーガズム後に5倍にも増えるそうなんです。
イギリスに住んでる定期的にセックスをしている60代!!カップルの場合、平均して7歳も若く見えるそうなんです(ホントかよ)。
女性に対するメリットはまだまだ続き、女性ホルモンの1つでもあるエストロゲンがセックスにより大幅に増え、血中酸素濃度が増え、その結果お肌の生まれ変わりを促進するんだとか。
この他にはフェロモン増加で色っぽくなり、ホルモンバランスと整えて、生理前の不快感を軽減する効果もあるそうなんです。
対する男性は定期的にセックスしていると、精子の質が改善されたり、セックスするとカロリーを消費して(1度のセックスで200キロカロリー消費)運動要らずとなるそうです笑。
⑤免疫力が低下してしまう
人間の体内には、細菌やウイルスなどの微生物が侵入してきた時に、それらを攻撃して身を守ろうとします。
これを免疫機能と呼ぶのですが、その主人公は白血球のリンパ球から分化した「免疫グロブリン(lg)」と呼ばれる蛋白です。
週1度のセックスで、この免疫グロブリンの中でも唾液や消化液・痰に含まれている「IgA値」が30%も増加するのだとか。
セックスをしていると風邪も引かないし、インフルエンザにもかかりにくくなる!といい事だらけなんです。
⑥パートナーに愛情を感じなくなる
愛情表現の1つでもあるセックス。
セックスがない夫婦は愛情が薄れてしまい、冷え切った関係になってしまいます。
冷え切った関係になってしまうと、相手に関心を抱けなくなり最終的には「空気」みたいな関係になってしまう事も。
⑦浮気に繋がる
家庭内でセックス出来ないのであれば、当然考えられるのは外で解消するパターンですね。
男性ならお金を出して風俗で割り切って游ぶ事も可能ですが。
女性の場合はそれが出来ない為、同じ職場や同級生、更には出会い系等で浮気相手を探す!なんて事も十分考えられる訳です(当然、旦那も同じ事があり得る訳ですが)。
仮に外で浮気相手が出来てしまうと、更にセックスレスに拍車がかかってしまうなんて事に。
⑧離婚の危機に!!
セックスレス位で離婚する人いるの?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
答えは「います」です笑
男性の場合、そもそも男性はいつもエッチの事を考えていうと言われています。
実際、ある調査でも男性の半数が毎日セックスについて考えていると回答が出ていました(対する女性は20%足らず)。
1日の性的衝動に関しても、男性は5回近くなのに対し、女性はその半数の2回前後なんだとか。
これらの数値が示す通り、女性よりも男性の方が性欲が強い生き物なんですね。
そんな生き物なのに、いざセックスを断られた時の衝撃と言ったら!!男のハートは案外デリケートなんです(汗)
特に女性の言葉が「キツかった」ら、激しく自尊心を傷つけられ、最悪の場合はEDになる事も。
実際、何度も断られていると「次も誘って断られたら」と考えてしまい、これ以上心の傷口を広げない為に、誘うのを止めてしまうのです。
女性の場合、セックスは単なる性欲解消だけではありません。
愛情の確認だったり、2人の絆を確認する意味を持っているのです。
それと、男性と違って女性がセックスに誘うのはある意味勇気が必要なんです。
もともと奥ゆかしい事が良しとされている日本人女性です。
勇気を振り絞って誘ったのに、男性から断られてしまうと傷ついてしまうでしょう。
更に断られ続けていると「私の事なんて好きじゃなくなったんだ」と思い離婚を決意してしまう女性もいるそうです。
セックスレスだからと悩んでいる時点ではまだ良い方なのかもしれません。
今の関係をどうにかしたい!と思ったならば、早い段階で改善策に乗り出すべきです。
たかがセックス、されどセックス。
ずっと夫婦関係を続けたいのであれば、突然セックスに誘うよりも、まずは「会話」する事から始めてみては如何でしょうか。
かしこまった内容である必要もありません。
会話が無理なら、挨拶からでもOKでしょう。
ちょっとでも良いから夫婦の時間を作る事。
すると次第に相手も意識し始め、再び夫婦の絆が深まるかもしれませんよ。